人にも植物にも心地良い、テラスのお庭東京都杉並区 S様のお庭 no.7828
施工・植栽前
施工・植栽直後
既存の木製フェンスが傷んできたことをきっかけに、お庭の全体的なリフォームをご依頼頂きました。「何を植えてもうまくいかない場所」とのお悩みについても解決し、人にも植物にも心地よいお庭を設計させて頂きました。
植生環境を見直す
施工・植栽前
植物が育ちにくかった原因のひとつに通気の問題がありました。茂った庭木と既存の木製フェンスがお庭の風通しを遮っていたのです。そこで庭木は剪定し、必要に応じて移植も行いすっきりと整理しました。また、既存の木製フェンスは、痛みが進んでいたので、この期にアイアン調のものに変更し、植生環境が大きく改善されました。
植栽計画
生垣の足元は、通気に加えて湿気がたまりやすく植物を育てるには特に難しい環境でした。花壇を少しだけ立ち上げて排水性をコントロールし、程よい植生環境を整えました。今は植物たちが生き生きと茂ってくれる場所になり、お客様も大変喜んで下さいました。
フェンスのリフォーム
施工前
施工直後
痛んでいた既存の木製フェンスから、つるバラを丁寧にほどき、新しいアイアン調のフェンスに仕立て直しました。人通りの少ない閑静な立地条件をふまえて「通気の確保」と「程よい目隠し」という2つの要素をバランス良く適えたデザインです。 誘引し直したつるバラが健康的に育ち、緑を楽しめる場所も増えました。道路から見える塀部分には、建物と調和するレンガ調の化粧タイルを施し、より一体感のある外観となりました。
まとめ
「毎日お庭で植物に触れていると、楽しくて時間を忘れてしまいます」 とS様。テラスは南向きで、晴れた日は日差しがたっぷり差込み明るく、一角には既存のハナミズキがさわやかな木洩れ日を作っていました。素敵なガーデンのプランに加えて頂き、またローズィなひとときを共有させて下さりありがとうございました。