本当にくつろげる、夜のお庭のライトアップ方法紹介
ご自宅のお庭をくつろぎの空間にしたいと思われている方は、夜のお庭も存分に楽しまれていますでしょうか?夜のお庭はライトアップ次第で、昼間のお庭とは全く違う一面を見せてくれます。
お庭は毎日の生活に密着したものなので、「落ち着く」「ほっとする」という要素もとても大事です。この記事では、実際の施工事例をご紹介しながら、お庭をライトアップして楽しむアイデアや実際に選ぶべき照明器具をご紹介します!
1.【お気に入りの場所作り】お庭のライトアップアイデア5選
まずはご自宅のお庭をライトアップでさらにお気に入りの場所にすることができる、ライトアップのアイデア5選を、実際の施工事例を元にご紹介していきます。
お庭のライトアップ1 お部屋から眺める灯り
最初にご紹介したいのが、一番取入れやすい1灯のライトアップのアイデアです。昼間は忙しくてご不在がちの方も、夜ならゆっくりお庭を眺める時間を取れるのではないでしょうか。いつものお部屋の窓から気軽に楽しむことができます。
「1日を終えて、リビングでほっとするひと時。カーテンを少し開けてお庭を眺める時間が気に入っています」
お庭のライトアップ2 テラスガーデンで寛ぐ灯り
最近はウッドデッキやタイルテラスを設けて、第2のリビングのようにお庭で過ごすテラスガーデンが人気です。「夜もお庭で寛ぎたい」そんな方にお勧めなのが、テラスガーデンのライトアップです。テラス屋根に内蔵するタイプの照明もあり、明るさやお好みの演出が選べます。
「風通しが良く心地よいウッドデッキは、夕食の後、家族が自然とソファに集まって、それぞれに過ごす快適な時間です。」
お庭のライトアップ3 外構を素敵にする灯り
お家の玄関ドアの近くには、ほとんどの場合ライトが設置されていると思いますが、他にも、車の乗り降りや、宅配ポストの操作、自転車の出し入れといった実用面を便利にするために、追加の灯りがあると便利です。
また、表札灯や足元を照らすフットライト、植栽のライトアップなどを組み合わせることで、家の外観を素敵に演出することもできます。街並みと丁度良く溶け込む明るさがおすすめです。
お庭のライトアップ4 防犯対策や安全のための灯り
灯りは防犯対策のひとつとしても有効です。暗くなりがちな場所に光があることで、安心感がアップします。
また、せっかく灯りを設けるのであれば、お部屋からも楽しめたり、外観引き立つような場所を選ぶと楽しみも加わりおすすめです。
お庭のライトアップ5 夜のガーデン散策に
植物がお好きな方でしたら、お庭を歩くことで、オンとオフを切り替える良いスイッチになるかもしれません。
「夜、帰宅して玄関ドアを開ける前に、お庭を一周して植物をみてまわる、そんな習慣になりました」
いかがでしょうか。取り入れてみたいライトアップのアイデアはありましたか?次に、実際にどのような照明器具を選べばよいかご紹介します。
ライトアップ照明の選び方
「お庭をライトアップしてみたけれど、明るすぎて落ち着かない」ということもあるようです。ライトアップの目的に合わせて、丁度良い明るさの照明を設置するのがおすすめです。
目的① 食事や読書には、明るめのライトがおすすめ
お食事やバーベキュー、読書をしたい場合は、手元をしっかり照らしてくれる明るいライトがおすすめです。皆が囲むテーブルが明るいと意識が真ん中に集まり親密感が増す効果もあるようです。パーゴラシェードの柱にスポットライトやダウンライトをつけるのも方法です。
目的② 間接照明で、雰囲気作りをしたい
お庭や外観を素敵に演出するためには、間接照明でのライトアップがおすすめです。壁面やシンボルツリーなど、お気に入りの場所を選んでライトアップをすると見ごたえがあります。目線より高い位置を照らすと華やかに、足元など低い位置を照らすと落ち着いた雰囲気を演出しやすくなります。
目的③ 静かにリラックスしたい、ほの暗い照明
バーのようなほの暗い空間も落ち着きます。ただ、単純に照明を減らすと、うす暗い寂しいお庭になってしまうかもしれません。そこでおすすめしたいのが、ライトをお庭に点在させて奥行きのある演出をすることです。足元など低い位置を中心に、お庭の角に光を置くことで、心地よいバランスをとるのがポイントです。
3.ライトアップと一緒に考えておきたいお庭づくりのポイント
ライトアップした夜のお庭を、安心して寛げる場所にするために、ぜひ考えて頂きたいポイントをご紹介します。
リラックス空間には欠かせない、目隠しの工夫
ライトアップをすると、昼間よりも外から目立つようになりますので、プライベート空間を作るための目隠し対策を考えておきましょう。
目隠しフェンスのほか、日よけシェードやサイドスクリーンも目隠しアイテムとしておすすめです。
視線の奥を明るくして、安心感アップ
人の心理として、視線の奥に暗がりがあると不安を感じやすいと言われています。通路の奥や、お庭の角など暗くなりがちな場所に光を配置すると、安心感が生まれ寛ぎにつながります。遠くに明かりがあることで、風景に奥行きがでるのも魅力です。
ライトアップする主役アイテム
光は何かに当ててこそ明るさを感じます。ライトアップでひきたつ樹木や壁面、オブジェなどをお庭のデザインに組み込むのもおすすめです。デザインがおしゃれな照明器具を選ぶのも一案です。
まとめ
お部屋の照明を考える際に「勉強部屋は明るく、リビングは落ち着く灯りに」などと照明を使い分けるように、お庭をライトアップでも、お庭のご用途やお好みによって演出を選ぶことができます。毎日眺めるお庭が素敵で安心して使えるものになるよう、お庭のリフォームとあわせてライトアップの楽しみを加えてみませんか?