お庭をドッグランに!愛犬が喜ぶお庭作りのポイント
ご存知の通り、ワンちゃんは犬種や年齢の違いに限らず1頭1頭がとても個性的です!飼い主様とワンちゃんとの関係を丁寧にお伺いし、より安全で、より快適なお庭づくりをご提案させていただきます。
愛犬が喜ぶお庭ドッグラン 9つのポイント
Point1 使い方のバランス
お庭作りにあたり最初に考えておきたいのはお庭の使い方です。ワンちゃんがお庭で走りまわれるようにしたいか? デッキの上でお庭を眺めて日向ぼっこしたいのか? 人と戯れる場所がほしいか? おトイレとして使うか? お友達のワンちゃんをお庭に呼ぶことはありそうか? といったことを考えてご希望を整理してみましょう。もちろん、人間のお庭の使い方とのバランスも考える必要があります。
Point2 段差の解消
ワンちゃんがお庭に出る動線を確認しておきましょう。玄関から出るのか、お部屋の掃き出し窓から出るのか? 通常、お庭に面している掃き出し窓は、地面から50センチ位高いので、ステップを設けるのがおすすめです。大型犬であれば、1段(25センチずつ)のステップで大丈夫かもしれませんが、小型犬では、2段(17センチずつ)のステップで、かつ胴体の長いワンちゃんであれば踏み面は広めがいいと思います。
Point3 脱走防止柵の範囲
大事な愛犬が外に飛び出してしまって事故にでもあったら大変です。一方で、ご家族が出入りしたり、車を出し入れするのもお庭です。その出入りの際に、スルッと脱走してしまわないような工夫をしておきます。それが難しそうであれば、ワンちゃんが遊ぶエリアを一部限定にするのが安全です。
Point4 床面をどうするか
お庭の舗装材料は、天然芝、人工芝、タイル、ウッドデッキ、砂利、など様々ですが、ワンちゃんの歩きやすさや衛生面、表面温度も考慮する必要があります。天然芝は、ワンちゃんは好みますが傷みやすいのが難点です。芝がはげると土でワンちゃんの足が汚れてしまうため、お庭遊びのたびに足を拭いてあげるのが大変です。また、タイルやウッドデッキは夏場に表面温度が上昇してくつろぐことができません。
Point5 外との関係
ワンちゃんが外を見えるようにするか?あるいは見えないようにするか?外を眺めるのが好きなワンちゃんには覗き窓を作ってあげるとお気に入りの場所になります。一方で、人や犬を見ると吠えてしまうワンちゃんもいますので、ワンちゃんにとっても、人にとってもストレスにならない方法を考えます。
Point6 おトイレ
お庭に出ておトイレをするワンちゃんも多数います。その際、決まった場所でしれくれると掃除の手間も違います。どうおトイレをするかは、ワンちゃんによって様々ですが、ポールを立てたり、砂利帯を作ったり、匂いをつけたりして、工夫をするのも一考かと思います。
Point7 植物との関わり
植物には、ワンちゃんが口にしてはいけない毒性のある植物もあります。また、毒性が弱くても、植物をいたずらしてしまうワンちゃんもいます。お庭には植物はつきものですから、上手に植物とワンちゃんが共有できるお庭つくりが出来るといいですね。
Point8 足洗場
外から帰ってきて、足を洗って室内に入れるといいですね。お散歩から帰ってきて、お庭にワンちゃんを放して、人は室内からサッシを開けてお庭に出て、サッシ傍の足洗場でワンちゃんの足を洗って室内に入れる。たとえば、こんな手順はどうでしょうか?
Point9 水遊び
水遊びが好きなワンちゃんも多いです。家庭用のプールを楽しんだり、お庭にプールを作られる方もいます。今は家庭用のプールも従来より安価で手間もかからないものもあります。
愛犬のお庭 9つの施工事例
Case1
お庭を愛犬のドッグランにリフォーム。日よけ付きのウッドデッキで快適に
東京都杉並区 S様のお庭
2頭のワンちゃんを飼い始め、ご自宅で過ごす時間が増えたことをきっかけに、お庭を全面的にリフォームするご相談を頂きました。
ソラちゃん、コハクちゃんは、どちらも1歳の元気な双子のマメシバで、ドッグランになったお庭で、毎日2頭で走ったり遊んだり、たくさんの時間を過ごしているそうです。
人工芝のドッグラン!
ボールやフリスビーをして遊んだり、じゃれあったり、元気なワンちゃんたちの大好きな遊び場になりました。足元は人工芝なので柔らかく、お手入れもほぼ不要で、緑のある風景を楽しむことができます。
遊ぶ愛犬を見守りながら寛げるウッドデッキ。オーニング付きで夏の暑さ対策にも。
ダイニングの掃き出し窓の前には、ゆったり広めのウッドデッキを設け、頭上にはたっぷり出幅のあるオーニングを設置しました。オーニングは柱を立てて設置するタイプですので、家の壁を傷つける心配はありません。電動なので、室内からも手軽に開閉可能で、デッキや室内に差し込む熱い日差しを和らげてくれます。
足洗いや水遊びに活躍する立水栓
ワンちゃんの足洗いや、飲み水の用意にも便利な立水栓。ホースの取り付けが可能な2口蛇口になっていて、夏はプールや水遊びにも活躍します。
目隠しフェンスは、ワンちゃんの脱走防止に配慮
Case2
プライベート感が魅力の、人工芝のドッグラン
東京都武蔵野市 Y様のお庭
大きくなった木々を思い切って撤去して、お子様がバスケットボールをしたり、ご家族でバーベキューをしたり、ドッグランとしても使える、そんな様々なご希望を反映したリフォームプランです。
雑草のお手入れにお悩みだったお庭が、人工芝のドッグランとして生まれ変わりました。広々と明るくなったお庭で、ワンちゃんも大喜びです。
温水が出るシャワープレイス
シンク型のシャワープレイスは、ワンちゃんのシャワーや足洗いに便利な広いパン(水受け)が特長で、立ったままの姿勢で楽にお使いいただけます。お湯が使えるように、温水工事も行いました。
プライベート感が魅力の、パネル型の目隠しフェンス
一般的な目隠しフェンスよりも高さのある設計が可能なパネル型の商品で、しっかり目隠しをすると同時に、縦格子のスリットフェンスを組み合わせることで風通しも確保しています。ワンポイントのレリーフはお庭の素敵なアイキャッチになりました。
Case3
通路も有効活用。愛犬が喜ぶお庭のトータルリフォーム
神奈川県横浜市青葉区 N様のお庭
朽ちていた木製フェンスを、明るい色の樹脂フェンスに一新。植栽は、一部の木のみを残して、低木や下草類はまとめて撤去しました。雑草のお手入れが大変だった砂利の部分には人工芝を敷き、広々と明るいドッグランになりました。
主庭は人工芝のドッグランにリフォーム
既存のタイルテラスと人工芝をフラットに施工しましたので、足元を気にせずお庭全体を広々と使っていただけます。
通路を有効活用。日陰が心地よい愛犬の遊び場に
北側と西側の通路は、雑草のお手入れが大変なうえ特に用途がなく、何か有効活用できたらとお考えでした。そこで、主庭の人工芝を延⾧し、ワンちゃんが建物の周りをぐるりと回って遊べるようにリフォームしました。日陰がひんやりと涼しく、動くと汗ばむ初夏にはぴったりの遊び場所になりました。
Case4
ドッグランや、ゴルフの練習。楽しみ方が増えるお庭リフォーム!
東京都調布市 M様のお庭
「雑草取りが大変なので、お手入れを簡単にしたい」「お庭を広く使って、愛犬を遊ばせたり、ゴルフの練習ができる場所にして活用したい」とのご要望を頂き、プランをご提案させて頂きました。
建物に囲まれた立地のため、植物を育てるには日照が足りず、今まで植物を育てようとしてもうまくいかないことが多かったとのこと。お庭を広く活用するために、思い切って、全ての植栽を撤去することにしました。
愛犬と遊べるお庭
ワンちゃんがのびのびと走れるように、お庭の端から端までを最大限活用したドッグランです。ポメラニアンのソラちゃんは、走ったりデッキの上で寛いだりと、すっかりお庭に馴染んでいました。脱走防止のために、通路の前には取り外し可能なフェンスを設けました。
ゴルフの練習コーナー
最近ゴルフを始めたというご夫婦。アプローチショットの練習を想定し、お庭の両端2カ所にゴルフのホールを設けました。ドッグランと同様、お庭を端から端まで活用していますので、⾧いショットを楽しむことができます。
Case5
人工芝のドッグラン
神奈川県川崎市多摩区 M様のお庭
「今までは芝生のお庭でしたが、お手入れがとても大変でした。生垣が弱ってきてすきまがあいていたり、木がかなり大きくなってしまっていたり、困っていることだらけだったんです。」
「自分たちでとりあえず人工芝を敷いてみようかとも思いましたが、結局はあちこち気になってしまうだろうなと思い、今回、まとめてプロに依頼してみようと思いました。」
ドッグランに欠かせない、柵と扉でワンちゃんの脱走防止
ワンちゃんがリードなしでお庭で自由に遊べるように、お庭の入口には柵と扉を設置しました。駐輪スペースのあるお勝手口まわりとの程よい仕切りにもなっています。
お部屋からの出入りや、ひなたぼっこにも活躍するウッドデッキ
リビングの掃き出し窓の前には、ウッドデッキのステップを設置しました。自分で上り下りできる高さなので、お庭を歩いたり、ウッドデッキに戻って寛いだりと、自由にすごすことができるようになりました。
チワワのふーちゃんは、お外で過ごすのが大好きで、お天気がいいと朝から窓をひっかいて外に出たいとアピールするそう。芝の上を散歩したり、ウッドデッキのうえでお昼寝をしていることが多く、日向ぼっこが大好きとのこと。
Case6
お庭を愛犬の遊び場所に
神奈川県横浜市青葉区 T様のお庭
超小型犬と呼ばれるティーカッププードルの2頭のワンちゃんたちは、長時間のお散歩は必要としない犬種とのことで、普段はお家の中で過ごすことが多いそうですが「壊れたウッドデッキを撤去して、もうひとつの遊び場を作ってあげたい!」 とのご要望を頂きました。
小さなワンちゃんも登れる、低いステップ
小さな2頭のワンちゃんたちが、お部屋からお庭へ安全に出入りすることができるように、段差を低くおさえたタイルのステップを設けました。リアルな木目がおしゃれなタイルは、お庭をナチュラルで温かな雰囲気にしてくれます。
愛犬の足洗いや水遊びに、何かと便利な立水栓
地中の散水栓を、日常的に使いやすい立水栓に変更しました。ワンちゃんの体を洗える広めの水受けを付けました。散歩の後の足洗いほか、夏には水遊びにも活躍します。
着脱式の脱走防止フェンス
ワンちゃんたちがリードなしで自由に遊べるように、脱走防止用のフェンスを設置しました。 着脱可能な工夫をしています。
Case7
愛犬たちと遊ぶ「もうひとつのお部屋」
東京都大田区 N様のお庭
「お庭をドッグランにしたい」「お庭をもうひとつのお部屋のように使いたい」とのご要望を頂き、テラスやウッドデッキを中心としたお庭のプランをご提案させて頂きました。
清潔感のあるタイルテラス
タイルテラスは凹凸が少なく水切れが良いので、水洗いもでき、清潔に保ちやすい素材です。
目隠しフェンスで、お部屋との一体感アップ
「もうひとつのお部屋」を実現するための、もう一つのポイントは、目隠しフェンスです。インテリアのダークブラウンとコーディネートして一体感のある空間になりました。
ウッドデッキには落下防止柵を設置
ウッドデッキの周囲にはワンちゃんの安全のため、落下防止柵を付けました。もしこの柵を超えることがあっても、その先には扉と塀がありますので、脱走の心配はありません。
Case8
愛犬のひなたぼっこと、お庭の散策が日課に
神奈川県横浜市青葉区 N様邸
「木々が生い茂る和風のお庭をリフォームして、家族で楽しめるお庭にしたい」とのご要望を頂きました。
point! 明るいテラスと回遊できる園路
愛犬の“もっちゃん”は、小型犬なので長距離のお散歩は必要なく、お散歩といえば、ごく近所をゆっくり一周するぐらいがちょうど良い距離だったそうです。お庭ができてからは、飼い主様に見守られながら、自由にお庭の散歩を楽しむのが日課になったそうです。
Case9
外とお部屋、両方OK。ウッドデッキに犬小屋を置くアイデア
東京都町田市 S様邸
老朽化したウッドデッキを作りなおし、日よけのためにシェードをつけました。室内と外の両方で過ごすワンちゃんのために、ウッドデッキの上に犬小屋を置きました。
point! 日差しを和らげる日よけ
日よけは、室内のピアノを直射日光から守るために設置しましたが、ウッドデッキも過ごしやすくしてくれます。家の壁際に滑車式の紐があり、開閉の操作が簡単にできます。
ご存知の通り、ワンちゃんは犬種や年齢の違いに限らず
1頭1頭がとても個性的です!
飼い主様とワンちゃんとの関係を丁寧にお伺いし、
より安全で、より快適なお庭づくりをご提案させていただきます。