野菜づくりを楽しむ、
ウッドデッキのあるお庭東京都府中市 Y様のお庭 no.7755
ご相談の経緯
これまでほぼ手つかずの状態だったお庭でしたが、「お庭全体を見直して、楽しめるお庭にリフォームしたい」とのご相談を頂きました。
最初は具体的なイメージをお持ちではありませんでしたが、お話しをお伺いするうちに「野菜づくりができるお庭にしたい」「リビングから外に出ることができるウッドデッキがほしい」といったご希望がはっきりとしてきました。そこで、菜園エリアを中心としたウッドデッキのあるお庭をご提案させて頂きました。
畑仕事中にも一休みできる
ウッドデッキ
家の裏側にあるお勝手口への通路をふさがないように、ウッドデッキの周囲は砂利の通路にしました。お勝手口からお庭へもアクセスしやすくなりました。
水栓をウッドデッキ上に移動したので、菜園を使った後に手を洗ってから室内に入ることができ、また、ウッドデッキでのお食事の際にも便利です。道路側からお庭を眺めた時のアクセントにもなっています。
菜園は、雨があたらず乾燥しがちな軒下を避け、お庭の中心に配置しました。とにかくお手入れをしやすくするために、手の届く幅の細長い形にし、周囲をインターロッキングブロックの園路で囲みました。園路があると、気軽にお庭に出て野菜のお世話や収穫をすることができると思います。
もともとの庭土は固く植物を植えるには不向きでしたので、排水性、通気性の改善のために土質の改良も行い、すぐに苗を植えられる状態にまで整えました。
目隠しフェンス
ご相談の経緯
周囲からの目隠しのために、樹脂製のウッドフェンスを設置いたしました。お庭の端までフェンスを伸ばすことも検討しましたが、「緑豊かな街角の風景を壊したくない」とのお客様のご要望を大切に、道路側は常緑植物で目隠しをし、将来的に植栽とフェンスが調和するように設計いたしました。
リビングからいつも緑を楽しむことができるように、フェンスの前にはアジサイや沈丁花などを移植しました。
玄関前に植栽を移植
ご相談の経緯
玄関前の植栽帯に、主庭で抜くことになったナンテンを移植しました。樹高も丁度よく、既存の植栽と自然になじんで緑の生垣になりました。
まとめ
お伺いした際には、お客様により野菜やお花の苗がたくさん用意されていて、 これからのガーデンライフを想像して、私達もワクワクした気持になりました。
取材の日はとても暑い日でしたが、施主様も撮影の準備にご協力下さいました。最初から最後まで、お客様にはお気遣いを頂き、おかげ様で今回のお庭を無事お納めすることができたと思います。本当にありがとうございました。