通路も有効活用。愛犬が喜ぶ、お庭のトータルリフォーム。神奈川県横浜市青葉区 N 様邸 No 8656
ご依頼の経緯
お住まいになって約 20 年。お庭まわりと外構について、気になっていらっしゃった事をトータルにご相談頂きました。
主庭については、フェンスの老朽化、雑草のお手入れ軽減、通路の有効活用など、また、門まわり外構についてはカーポートの設置をはじめ、玄関まわりの使いにくさの解決など、お話をお伺いしながらプランを検討させて頂きました。
デザインのポイント
- 主庭は人工芝のドッグランにリフォーム
- 通路を有効活用。日陰が心地よい愛犬の遊び場に
- ウッドデッキで玄関ポーチを広々と
- フェンスを組み合わせたカーポート
主庭は人工芝のドッグランにリフォーム
朽ちていた木製フェンスを、明るい色の樹脂フェンスに一新。植栽は、一部の木のみを残して、低木や下草類はまとめて撤去しました。雑草のお手入れが大変だった砂利の部分には人工芝を敷き、広々と明るいドッグランになりました。
既存のタイルテラスやレンガの園路は洗浄剤で洗い、鮮やかな色を取り戻しました。タイルテラスと人工芝をフラットに施工しましたので、足元を気にせずお庭全体を広々と使っていただけます。
目隠しフェンスは、必要な目隠し度合いによって2種類を使い分けています。奥のアメリカンフェンスがワンポイントになっています。
通路を有効活用。日陰が心地よい愛犬の遊び場に
北側と西側の通路は、雑草のお手入れが大変なうえ特に用途がなく、何か有効活用できたらとお考えでした。そこで、主庭の人工芝を延⾧し、ワンちゃんが建物の周りをぐるりと回って遊べるようにリフォームしました。日陰がひんやりと涼しく、動くと汗ばむ初夏にはぴったりの遊び場所になりました。
通路の角に置いたデザイン物置カンナは、涼やかな白とブルーが日陰に映え、アイアン調のゲートとともに、通りからふと覗いた際の素敵なアイキャッチになっています。
ウッドデッキで玄関ポーチを広々と
既存の壁が2つの大きな桝をよけるためにカーブし、植物も張り出して通路が狭くなっているうえ、玄関ポーチとの段差もあり、活用しにくい場所になっていました。「できれば、壁を撤去してすっきりさせて、愛犬のために足洗い場も設けたい」とのご要望を頂きました。
そこで、玄関ポーチをウッドデッキで拡張するプランをご提案させて頂きました。2つの桝を丁寧によけながら柱を立てる設計です。残した壁は真っ白に塗り直し、玄関まわりが見違えるように明るくなりました。
桝の点検に対応できるように、側面と上面に点検口を設けました。
ウッドデッキの降り際には、2段のステップを設けました。上り下りの安全性のため、スリットフェンスを組み合わせました。道路から見た際に、奥の給湯機器などを程よく隠す目隠しの役目も兼ねています。
地中栓を立水栓に変更し、お散歩の後のワンちゃんの足洗いや、お水の補給が便利になりました。
フェンスを組み合わせたカーポート
雨などの吹き込みを防ぐことができるフェンスを組み合わせたカーポートです。
通常、カーポートを建てると、柱で駐車スペースが狭くなりがちですが、フェンスとカーポートの柱の位置にこだわりぬき、最大限スリムにおさめることができました。加えて、反対側の細い植栽スペースを舗装することで、施工前と遜色のない広さ確保しました。
お客様の声
既存の良いものを残した新しいものとの組合せが見事で、第2の新築のように仕上げていただき大満足です。ざっくりとした要望や次々思いつく細かな要求までとにかくよく受けとめていただき、自分たちでは思いつかない素敵な提案はうれしい驚きでした。
提案前や工事着手前に、現場をよくよく確認されていた姿がとても印象に残っています。工事では、若手とベテランの組合せで、毎日一所懸命丁寧に作業されていて、現場はいつもきれいに整理整頓されているし、工事期間中とても気持ち良く生活できました。なにより、愛犬がよろこぶ庭になったことが一番うれしいです。
プランナーより
このたびは、ご相談を頂き誠にありがとうございました。第2の新築とまで仰って頂き感激です。ワンちゃんとご家族様皆様でお庭での時間を楽しんで頂けましたら幸いです。