門まわりとお庭をトータルリフォーム
バラとガーデニングをもっと楽しめるお庭に。 神奈川県横浜市青葉区 T様のお庭 no.8488
ご相談の経緯
住まわれて20年以上が経つT様のお庭。バラやお花、お料理に使うハーブを育てたりと、お庭仕事を楽しんでいらしたそうです。今回、お庭と門まわりをまとめて見直すトータルリフォームのご相談をいただきました。今まで気になっていらっしゃったお悩みをお伺いしながら、今後もガーデニングを存分に楽しんでいただけるように、ご一緒にプランを作らせて頂きました。
デザインのポイント
- 2つの宅配ボックスと表札を照らす門灯
- アンティークレンガのアプローチ
- 既存樹を整理して、バラと草花を楽しめるお庭に
- ウッドデッキと雨よけのオーニングで、バラの花を長く楽しむ
- 目隠しを兼ねたバラの誘引フェンス
- おしゃれな物置き
2つの宅配ボックスと、表札を照らす門灯
宅配ボックスは2つあり、複数の荷物の受け取りが可能です。日が暮れると表札灯がほんのりと灯ります。
アンティークレンガのアプローチ
玄関アプローチは、雰囲気のあるアンティークレンガを敷きました。角がとれた柔らかな形とひとつひとつの色味の違いが魅力です。既存の門袖やブロック積みは、白い化粧タイルを施して活かしました。
既存樹を整理して、バラと草花を楽しめるお庭に
既存樹のなかで枯れてしまったものや、大きくなりすぎて手に負えないものをお客様と相談しながら整理しました。残したのはヒメシャラやハナミズキなどの花が楽しめる木や、香りが魅力のジンチョウゲなどです。また、新たに門扉のわきに常緑樹のフェイジョアを植栽しました。花と実を楽しむことができる楽しみの多い木です。
ウッドデッキと雨よけのオーニングで、バラの花を長く楽しむ
リビングからお庭に出入りしやすくするため、掃き出し窓の前にウッドデッキを設置しました。
これまで鉢植えのバラは、雨で花が傷むのを防ぐため、また、雨の跳ね返りによる病害を防ぐために、軒下で管理していらっしゃいましたが、掃き出し窓の前に鉢が並んで出入りがしにくく不便に感じていらっしゃいました。
そこで、ウッドデッキを広めに設計し出入りのしやすさを確保しつつ、雨よけのオーニングも設けることで新たな鉢バラのためのスペースを作ることができました。オーニングは手動で開閉が可能です。2本柱の自立型ですので、建物を傷つけずに設置することができます。
目隠しを兼ねたバラの誘引フェンス
窓の正面には、バラを誘引するためのフェンスを設置しました。お持ちのバラを移植することで、窓から目線の高さでバラの花を楽しむことができるようになりました。外からの目隠しも兼ねています。
お客様がお持ちの地植えのバラは、工事前に一度掘り上げて仮植えをしておき、その後、植生環境にあった場所に移植しました。
バラを誘引するトレリス
門を入ってすぐの場所に、つるバラを誘引するのためのトレリスを設置。お客様がお持ちのバラを移植しました。
おしゃれな物置き
レンガと木の質感は、耐久性の高いFRP素材で再現されています。おしゃれなデザインで無機質だったな駐車場の雰囲気が一変しました。