足元を安全に。お孫様が遊べるお庭へリフォーム東京都練馬区 I様のお庭 no.7710
ご相談の経緯
ご自宅のリフォームをきっかけに、「毎日眺めるお庭もきれいにしたい」 との思いからリフォームのご依頼を頂きました。もともと和風のお庭のため、庭石や飛び石が配され、歩く時には足元に注意が必要でした。また、夏は蚊が多くお庭に出たくても出られない状態にお悩みでした。
詳しくお話しをお伺いするうちに、I様の具体的なご希望が見えてきました。まず第一に、小さなお孫様がお庭で遊べるように、足元がすっきりと安全であること。それから、雑草などのお手入れが簡単で、それでいて緑も楽しめるお庭にしたいとのご希望でした。
昇り降りしやすいウッドデッキ
そこで、室内とお庭をつなげる広々としたウッドデッキと、お手入れの簡単な人工芝を中心としたお庭をご提案させて頂きました。ウッドデッキは、小さなお様が昇り降りしやすく、お庭全体を駆け回って遊べるように、幅広のステップをL字型に囲んだデザインにしました。
人工芝は、お手入れのご負担が少なく、また足ざわりもやわらかいので、お孫様が駆け回ったり寝転んで遊ぶことができます。フラットで段差のないお庭を実現するために、庭石や飛び石を地中に埋めて処理致しました。
日差しを遮るオーニング
幅広い季節を通してお庭での時間を楽しんで頂けるように、西側の窓には日差しを遮るオーニングを設置しました。初夏から夏にかけては、どうしてもウッドデッキの表面が熱くなってしまいますが、オーニングがあればウッドデッキに日陰を作ることができます。夏の水遊びなど外での時間が過ごしやすくなるほか、室内でも日差しの眩しさや暑さが軽減されるメリットもあります。
オーニングの設置に際しては、おさまりの良さが使いやすさにもつながります。ウッドデッキを作ると床の高さが上がりますので、立った時にオーニングが低く窮屈に感じないように、オーニングもできるだけ上の位置に取り付ける必要がありました。軒下に合わせて設置するために、設置用の柱を壁から少し手前にし、窓上の戸袋をよけました。また、デッキの床板の継ぎ目にあわせて柱の位置を最終決定しました。
季節を感じる植栽プラン
室内からいつも緑が楽しめるように、果樹やお花、紅葉が楽しめる樹木や多年草を植栽しました。和室の前はシダレモミジが主役です。リビングの正面には、リフォーム前からお客様が大切にされていたユズを移植し残しました。また、冬の景色にも配慮して常緑の樹木を織り交ぜました。お客様ご自身でお花を植えて楽しみたいとのご希望を頂き、全体に土面を広めに残したゆとりのあるプランです。背後には樹脂ウッドの目隠しフェンスを設置し、緑の映えるプライベート空間になりました。
おしゃれなカンナ物置
古い物置を取り換えるにあたり、お庭に置いても違和感がないおしゃれなカンナ物置をおすすめいたしました。樹脂素材で木目やレンガが再現され耐久性も高いので、安心 して長くお使いいただけます。お庭の新しいフォーカルポイントにもなっています。
立って使えるガーデンシンク
小さな古い立水栓は、かがまずに楽な姿勢で使えるガーデンシンクに変えました。ウッドデッキの上に置けるように同様の商品の中から軽量のタイプをお選び致しました。シンクの横には作業スペースもあり、洗い物などにも不自由なくお使い頂けます。
リフォームが終わり、お客様から「見違えるほどきれいになりました。もう以前のお庭が思い出せません!」とお喜びの声を頂きました。ご家族の新たなお庭づくりに関わらせて頂き、誠にありがとうございました。