ブロック塀を取り去って、
緑のあるオープン外構へ東京都世田谷区 S様のお庭 no.7634
ご相談の経緯
お住まいになってから約10年のS様邸。車2台分の駐車スペースがありましたが、1台分はほとんど使っていないため、コンクリートばかりが目立つ外構にお悩みでした。
今回、お客様から「お庭を分断してしまっているブロック塀を取り去り、広々と開放的で緑のあるお庭にしたい」とのご要望を頂きました。目の前の道は人通りがほとんどないため、外からの視線は特に気になさらないとのお話しも伺いました。そこで、敷地を有効活用した開放感のあるオープン外構プランをご一緒に練らせて頂きました。
広々と明るい、ウッドデッキと芝生のお庭
ブロック塀を取り去ったことで、広々としたウッドデッキと芝生の明るいお庭を実現しました。リビングからお庭に出たり、玄関から直接ステップを上がってウッドデッキ上に設置した水栓を使ったりと、いろいろな場面で利用しやすい動線と高さを検討しました。
ウッドデッキはお庭側が一段低くなっています。全部同じ高さにすることもできるのですが、高さをおさえた分、芝生への昇り降りもしやすくなり、お庭全体が使いやすくなりました。
窓の前にはシンボルツリーとしてイロハモミジを植えました。人目はほとんど気にならない場所ですが、特に窓の前は緑でやわらかく覆うことで、安心感を創出します。これから枝を広げ、心地よい木陰をウッドデッキに落としてもくれるでしょう。
木目調のポールと自然石の門まわり
門袖は側面にインターホンとポストを組み込んでおり、スマートで実用的なデザインとしました。足元の植物は、リフォーム前に育てていらしたものを移植してなじみ深いエントランスになっています。
自転車を置くスペース
今まで門の外に置いていた自転車は、出し入れがしやすいアプローチに停められるようになりました。
駐車場へのアクセス改善
駐車場のまわりのブロック塀は一部を壊し、玄関から車へのアクセスもしやすくなりました。
夜の照明
ライトアップによりウッドデッキへつながるお庭が浮き立つように照らされ、ご家族様の団欒をあたたかく包みます。門袖やシンボルツリーのアップライトなど、照明があることによって防犯的にもメリットがあり安心です。
今回、お庭と外構を大きくイメージチェンジするにあたり、オープン外構ながらも必要な目隠しをとりいれ、程よい心地よさのあるお庭になるように設計させて頂きました。これから植物の成長とともに、さらに素敵な時間を重ねて頂けたら幸いです。