テラス囲いがある
ウッドデッキのお庭東京都調布市 A様のお庭 no.7621
ご相談の経緯
ご自宅を新築後 「手つかずのお庭を有効活用したい」 とのご要望からお庭づくりのご相談を頂きました。具体的には、お子様が遊べるウッドデッキと、雨を気にせず洗濯物を干せるテラス囲いがほしいとのご希望でした。既存の建物や敷地の形など、お庭の環境を拝見した上で、無駄なスペースを残さず、かつ使いやすく安全な設計を心掛けました。
室内から緑が見える風景に
普段お客様が過ごすことの多いリビングからお庭を眺めたときに、いつも緑が目に入り風景に潤いをもたせてくれるようにテラス囲いの正面とウッドデッキの角に常緑の庭木を植えました。3本の庭木ですが、植える位置を丁寧に選ぶことで、緑の存在感がありながら、お手入れの負担を最小限におさえることができます。
軒下も有効活用
空間を有効に使うため、テラス囲いの高さは2階ベランダの軒下にピッタリあわせて設計しました。
お洗濯物干しとカーテンレール
テラス囲いの内側にはオプションのお洗濯物干しかけと目隠しのカーテンを下げるレールを設置しました。
ウッドデッキの隙間風対策
テラス囲いの中は、専用パーツでウッドデッキの隙間をふさぎ、すきま風を防いでより快適な空間にしています。
網戸付きのサッシ
ガラスサッシは網戸付きなので、解放時も外からの虫対策になり安心です。
砂利の通路とステップ
ウッドデッキの周りには人が通れる道幅の砂利の通路を残しましたので、植栽が多少伸びてもテラス囲いに当たることがなく清潔に保つことができます。
ウッドデッキにはステップを2か所設け、立水栓などお庭全体を利用しやすくしました。テラス囲いの中にお洗濯物が干してあっても出入りがしやすいように、洗濯物を干さない建物寄りのサッシ扉前にステップをつけました。
サイクルポート
ご相談の経緯
今後、電動自転車を購入する予定があることから、「自転車3台がおけて、雨があたりにくいサイクルポートにしたい。できれば側面にも雨除けの板をつけたい。」 とのご要望をお持ちでした。すでに何社かに相談をされていたのですが、納得のいくプランがなくお悩みでした。
詳しくお伺いすると、設置にあたり3つの制限があることがわかりました。1つは、建物側には地中に配管があるため柱を立てることができないこと。2つめは、家の脇の通路を塞がないようにすること。3つ目は、既存の機能門柱をよけながらも自転車を出入りさせやすい動線を確保することでした。
このような制限とそれに対する可能な手段をお客様と話し合い、最終的には写真のような設置プランをご提案させて頂きました。側面の雨除けは、あまり大きくすると補強柱が必要になってしまうため、当初のご希望よりは小さめになりましたが、自転車を停めるスペースを広く残すことを優先することにしました。お隣との境界を越えないように側面板の厚みにも配慮しました。