長く育てていらしたバラを活かして、
お庭をバラで溢れるガーデンに!東京都目黒区 U様のお庭 no.7395
ご相談の経緯
「母が育てているバラや草花を活かして、お庭全体をローズガーデンにできたら」そんなU様の想いを実現するトータルなプランをご提案させて頂きました。設計にあたって第一に気を付けたのは、お母様がお庭を安全に散策して頂けるよう整備することでした。施工から約1年。移植や地植え化も乗り越えて、無事に新しい空間に根を張り花をつけてくれたバラ達。初夏に映えるローズガーデンの様子をご紹介させて頂きます。
U様邸の門を入ると、右手にお母様のご自宅と、左手にU様のお住まいの2つの建物があり、その間に爽やかな木陰を落とす広々としたテラスが迎えてくれます。紅葉の緑陰が心地よく、時間を忘れてしまうような空間です。室内からの出入りがしやすいようにウッドデッキでステップを設置しました。お母様のお家の掃き出し窓には安全に出入りが可能となるように柔らかい素材でオシャレな手すりも設置いたしました。
テラスの奥へ
メインのガーデン入口は、施工前にお使いだったアーチをそのまま再設置して利用しました。その下をまっすぐに伸びていく園路がお庭の奥へと誘います。アーチには、お母様が育てていらっしゃったバラ‘アイスバーグ’がからみ、ちょうど見ごろを迎えていました。
東側のお庭
園路を進んだお庭のつきあたりには、つるバラのための誘引フェンスを設置しました。古いブロック塀を視覚的にカバーすることができ、また日当たりの良い立地を活かしてつるバラを楽しめる場所が増えました。室内からの風景も見違えるように華やかに変わりました。
主庭は面積が広いのでこれまでお手入れにご苦労をされていた場所でしたが、乱形石の半円テラスと砂利敷き、園路を組み合わせて、広がりと明るさを持たせ、同時に雑草を防ぎ湿気をためにくい清潔な空間設計としました。
西側のお庭
お母様のお家がある西側のお庭は、床面をシンプルに砂利敷きにして雑草をおさえ、将来、植物を増やす面も残しつつ、まずは歩きやすい園路を整備しました。
立水栓は立ったまま楽に使える高さのガーデンシンクに変えました。また、バラや鉢植えの植物たちが暑い夏も乗り切れるように、潅水装置をお庭の各所に伸ばしています。日々のお水やりのご負担も大きく軽減されました。