風通しと水をコントロールして、
擁壁のせまったお庭を
明るく素敵に横浜市港北区 N様のお庭 no.417


施工前
ご相談の経緯
タイルテラス以外は更地のお庭でした。雨が降ると ぬかるむことと、変形の敷地で、鋭角の部分の使い道に お困りでした。また、擁壁がせまったお庭ですので、室内 からの景観も素敵にしたい、というご要望を頂きました。


特に、水のコントロールに配慮して設計をさせて頂きました。 土面はぬかるみ対策のため、インターロッキングブロックで舗装しました。インターロッキングブロックは水が浸透する 構造のため、雨が降ってもお庭全体で雨水をバランス良く吸収することができます。
また一方で、素敵な景観をお作りするために、タイルテラスの前を植栽スペースにし、擁壁の圧迫感を軽減しています。 擁壁全部を庭木で隠そうとすると、植物が密集して風通しがさえぎられてしまいますので、背の高い庭木は株立ちの シマトネリコ2本にし、後は葉色が楽しめる低木や下草にしています。 緑のあるさわやかな風景になりました。



用途にお困りだった鋭角のスペースは、2方向を高い壁に挟まれ、特に風が通りにくい場所でした。室内からは 見えない場所ですので、無理に植物を植えたりせず、思い切ってシンプルな砂利敷きとし、すっきりと明るい一角に しました。ここには、今後アメリカンな物置を設置する予定です。また、植栽スペースのプラスアルファのご提案として、お客様にガーデニングを楽しんで頂けるように、 土面を残して配植しました。そちらには、早速、季節の草花を植えて楽しんでくださっていました。