ガーデン・ローズの事例
バラを元気にする剪定横浜市青葉区 S様のお庭 no.3061
冬の様子
ご相談の経緯
大きな枝垂れ梅が印象的なS様邸のお庭。初夏には庭木の剪定を、冬にはバラの剪定・誘引を中心に、お庭全体のお手入れをご依頼頂いています。5月のバラの季節にお庭を訪ねさせて頂きましたので、お庭の様子をご紹介致します。
リビングの正面
リビングの前には、ベンチの背景を彩るように、つるバラ‘バレリーナ’が咲きます。丈夫で元気な品種のため、成長しすぎないように、冬の剪定では大きさをおさえるようにしています。
株を少しずつ充実させてきたアーチのバラ
剪定後
剪定前
数年前は、このアーチのバラを含めて、お庭全体のバラの株がやや弱った状態でした。新しいシュートが出ておらず、古い枝が1本だけ残っている状態でしたので花数も寂しい状態でした。
株の勢いを取り戻すために、最初の年は細かい枝を整理し、新しいシュートが出るのを待ちました。とはいえ、あまり強く剪定をしすぎるとバランスを崩して弱ってしまうこともあります。バラの健康状態を見ながら剪定の強さを見極めます。2年ほどたち、根本から元気なシュートが出てくれるようになりました。今では古い枝は更新され、お花のボリュームも年々増えてきています。
樹下を彩る、オベリスクのバラたち
剪定後
剪定前
こちらの絞りの赤いバラ‘ギー・サヴォア’も、毎年枝を更新し少しずつ株を充実させてきました。誘引しているオベリスクの高さに程よく収まるように、冬の剪定では小さく切り詰めます。奥のオベリスクに絡んでいるのは、冬に別の場所から移植したバラです。新しい芽を吹きしっかりと根付いていました。
プランターでハーブを育てたり、お庭の一角に家庭菜園を作られたり、ますますお庭を楽しんでいらっしゃるS様。そんなお庭づくりの楽しみをお手伝いさせて頂き、ありがとうございます!