お子様と愛犬が遊べるタイルテラスのあるお庭 横浜市青葉区 S様のお庭 No.7892
ご相談の経緯
庭木が大きく成長し手に負えなくなっていたことから、思い切ってお庭全体をリフォームしたいとのご要望を頂きました。特に、お子様とワンちゃんがのびのびと遊べるお庭にしたいとのご希望をお持ちでいらっしゃいました。
そこで、丁寧に庭木を選別し、広々としたスペースを確保するとともに、床面を安全に整えたプランをご提案致しました。
敷材には、タイルテラスと人工芝の2種類を取り入れ、それぞれの良さを活かした設計になっています。お庭のリフォームにより、お子様やワンちゃんをはじめ、ご家族皆で過ごして頂ける空間になりました。
ベンチのあるタイルテラス
タイルテラスはすっきりと清潔に保ちやすく、リビングの前を明るく広々とした空間にしてくれます。お子様やワンちゃんが遊ぶ姿を眺めながら寛ぐなど、テラスをより身近にご活用頂けるように、作り付けのベンチを設置しました。ベンチの座面には手触りが良くお洋服が傷みにくい、ざらつきをおさえたタイルをお選びしました。
排水への配慮
タイルテラスは水を浸透しないため、雨水などの排出先を考えておく必要があります。今回はタイルテラスの縁に設けた排水溝に水が集まるように勾配を設計しました。排水溝には、お庭の雰囲気を損なわないように、おしゃれな木目調のグレーチングでフタをしました。
愛犬と遊べるお庭
お庭の半分は、人工芝を敷きました。人工芝は敷石などに比べて足ざわりが柔らかく、お子様や愛犬の遊び場にもおすすめの素材です。
立水栓は、お散歩から帰ってきたワンちゃんの足を洗ったり、シャンプーをしてあげられるように、水受けのパンは大きめのものをお選び致しました。
段差の解消
玄関ポーチからお庭へ降りる部分は段差が大きく、ご不便な状態でした。そこで、スムーズに昇り降りができるように、人工芝の高さを約10cm上げました。これにより、新しいタイルテラスとも段差がなく納めることができ、お庭全体がフラットでより広々と使いやすい空間になります。既存のウッドデッキへも昇り降りがしやすいように、小さな木製のステップも追加しました。
フェンス
今回、目隠しの役割を担っていた庭木を整理したため、外からの目線を和らげるフェンスを新たに設置することになりました。道路から見上げる位置にあるお庭ですので、実際にお客様とご一緒に様々な角度から考察し、必要なフェンスの高さを決めていきました。控え壁やベンチとの連結で強度を上げる工夫も施しました。
お洗濯物を隠すフェンス
玄関ポーチにご来客がある際などに、ウッドデッキに干したお洗濯物が見えてしまうことにお悩みでしたので、目隠しとして樹脂製のウッドフェンスを設置しました。それにより、視線が自然とお庭へ誘導されます。フェンスは、建物の外壁に自然に馴染むお色をお選びしました。
既存の植物を活かした設計
庭木の中でも特にお客様が大切にされていたウメ、ユズ、バラは根を傷めないように丁寧に活かし、思い出の植物達によってもたらされる季節感や収穫の楽しみをお庭に取り入れています。
まとめ
工事後、撮影にお伺いした際には、明るく広々としたお庭をワンちゃんが元気に駆け回り、ご家族皆様がのびのびと過ごされていらっしゃいました。これからお庭の季節の変化とともに、ご家族での時間を重ねて頂けましたら幸いです。このたびはご依頼頂き誠にありがとうございました。