問題をまとめて解決！季節の草花がそよぐ洋風ガーデン東京都大田区　Ａ様のお庭　No.7260

施工前

ご相談の経緯

これまでご自身で植物を植えて楽しまれていましたが、樹木が大きくなり、だんだん手に負えなくなってきたことがきっかけでお庭のリフォームを思い立たれたA様。グリーンケアのホームページをご覧下さり、「思い描いていたガーデンを実現してくれそう！」という直感から、グリーンケアにお声かけ下さいました。

詳しくお伺いすると、お手入れの簡単なお庭にされたいというご要望の他に、ご自身で植物を植えた場合に「何を植えてもうまくいかない場所」があり、お庭づくりにも苦労されているとのことでした。

お庭は日照も良く、風通しもあるお庭で植物を育てるには良い環境でしたが、A様がお困りの通り、部分的にコンディションが難しい場所もありました。例えば、塀のすぐ下は雨水が集まりやすく湿りがちで、逆に軒下は乾燥しすぎています。

そういった問題点をひとつひとつクリアし、植物が生き生きと育つ洋風のイングリッシュガーデンを目指してプランニングさせて頂きました。

施工前

お庭は、大きく２つのエリアにわかれます。リビングから眺めるエリアと、植栽を楽しむ園路のあるエリアです。それぞれについてご案内させて頂きます。

リビングからの眺める、花壇のあるサークルテラス

施工前

リビングで過ごされる時間が多いとのことでしたので、特に窓からの眺めに配慮して、テラスの他にも背景としてモッコウバラのフェンスを建てたり、暗い色のブロック塀をカバーしてくれるウッドフェンスもあわせてご提案させて頂きました。

リビング前の主役は円形の花壇です。これまでお庭の周りは植物を育てるのがとても難しかったとのお客様のご経験があり、今回、円形テラスの中心に花壇を配置したデザインをご提案させて頂きました。花壇は高さがあるのでひときわ存在感があり、お庭の主役になってくれています。また、しゃがみこまなくて良いので、草花のお手入れがしやすいのも特長です。

モッコウバラのフェンス

リビングからの眺めの背景として、モッコウバラのフェンスを設置しました。モッコウバラはこれから成長し、瑞々しい緑の背景を作ってくれるでしょう。フェンスは２重のメッシュ構造になっているので、植物を誘引しても風通しが確保できるようになっています。ウッド調のアルミ柱を組み合わせました。

バラをひきたてる、樹脂製のウッドフェンス

リビングの右手は、暗い色のブロック塀でしたので、それをカバーしてくれる樹脂製のウッドフェンスを設置しました。フェンスの足元は、お庭の中でも特に水が集まりやすい環境でしたので、思い切って砂利敷きにして清潔に保つことを優先しました。フェンスの手前はバラのコーナーになっており、明るいウッドフェンスを背景にこれからバラ達が素敵な花を咲かせてくれると思います。

植栽を楽しむ園路

リビング前のテラスから左側は、植栽を楽しむエリアです。植物を植えられる土面を広く残し、真ん中に自然石の園路を通しました。カーブした園路が足元の草花にも視線を向けさせ、目を楽しませてくれます。また草花だけでなく高さのある庭木も配置しましたので、歩き進めると遠くの景色が見え隠れしてお庭の表情が変化していく、そんなワクワク感を楽しんで頂けるのではないでしょうか。園路の先には円形のテラスがあり、風景を引き締めています。

既存樹木を大切に活かす　園路とのバランス

既存の庭木のなかでも、冬に彩を添えてくれるツバキ２本は残されたいとのご希望を頂きました。ツバキは移植が難しい樹種ですので場所を動かさないことはもちろん、植わっている地面の高さも上げ下げせずに設計にとり入れていく必要がありました。さりげなくカーブしている園路ですが、実は、既存のツバキを上手によけられる位置をとっています。またツバキが植わっている地面の高さを基準に、園路やテラス、土の高さなど、お庭全体の高さバランスを決めていきました。地味な調整ですが、お庭全体の排水をコントロールするためにもとても大切なポイントです。

お客様インタビュー

お客様からのメッセージ

お葉書でお客様からメッセージを頂きましたのでご紹介させて頂きます。

素敵なガーデンにとても満足しています。疑問、質問に明確に答えて下さったので、ひとつひとつ納得しながら決めていけた事が良かったです。雑草対策、軒下の雨対策のプロの知恵と工夫にも、図面だけでなく現場の仕事も丁寧で、細かい所まで配慮があったことにも感心しました。ありがとうございました。

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